冬に活躍する保温機能付きお弁当箱「ジェムストーン フードジャー 0.5L ブラック」でお手軽スープを作ってみた!
皆様、新年明けましておめでとうございます! 記念すべき2020年第一回目の記事で紹介するのは、寒さが身に染みる今時期に重宝する「SIGG(シグ)」の「ホット&コールド フードジャー 0.3L ¥3,700+税」です! じつはこのアイテム、8月に1度記事にしています。
むしろ暑い夏山にオススメしたい!?ワイドマウスの保温保冷ボトル「フードジャー0.3L」
前回フードジャーをテストしたのは、まだ日差しが暖かい夏でした。あの時に口にした冷えたイチゴの甘味と炭酸水のシュワシュワ感が、今でも鮮明に思い出されます。しかし、それから月日は駆け足で過ぎ去り、気付けば暦はすっかり冬。身体の芯からホッとする、温かい食べ物が恋しい季節になりましたね。
前回はフードジャーの保冷機能についてお伝えしましたが、今回は寒い冬に嬉しい保温機能を活かしたお手軽スープの作り方を紹介します!
レシピを紹介する前に、まずはフードジャーについておさらいしましょう。フードジャーとは、保温保冷機能があるお弁当箱の一種。一般的な保冷保温ボトルと比べて、食材を入れやすいように開口部の直径が広くなっているのが特徴です。今回使用するホット&コールド フードジャー 0.3Lの保温時間は約7時間、保冷効果は約18時間もあります。
こちらの商品は来月2月にリニューアルを控えており、色はシルバーからブラックに変わり、さらに折りたたみ式のスプーンが追加される予定です。
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ジェムストーン フードジャー 0.5L ブラック
ではさっそくスープを作っていきましょう! 用意する食材はこちら。すべて来る途中に寄った近所のスーパーで購入しました。珍しい食材は一切使いません。
【具材】
・ベーコン
・ミニトマト
・ミックスビーンズ
・コンソメ(固形タイプ)×1個
・塩&胡椒
次に調理方法ですが、じつは“調理”というほど難しい作業はありません。簡単に言えば、具材を入れてお湯を注ぐだけ。たったこれだけで作れてしまうのが、お手軽スープのポイントです!
【レシピ】
1.用意した具材をすべてフードジャーに入れる
2.フードジャーに沸騰したお湯を入れる
3.コンソメ(固形タイプ)×1個、塩、胡椒でお好みの味に調整する
どうですか? とっても簡単ですよね。後は約1時間待って具材が温まれば完成です。これなら忙しい朝に短時間で用意できるだけでなく、お昼の時間になればグッドタイミングで完成した温かいスープを飲むことができますね。まさに一石二鳥のスープなのです。
さっそく完成したスープをいただきました。蓋を開けると湯気が立ち上り、食材の旨味が溶け出したスープの香りが漂ってきます。付属のスポークで具材をすくい上げると、ミニトマトは皮が剥けて、いいしんなり具合。香りとビジュアルに食欲がそそられて、たまらずスポークをくわえると、ベーコンのジューシーな旨味、お豆の柔らかい食感と素朴な甘味、そしてミニトマトの酸味が広がりました。その豊かな風味が暖かいスープと共に、スーッと胃の中に落ちていきます。
お腹からポカポカと身体が暖まり、冷えて固くなっていた身と心がほぐされていきました。寒い時期に温かいスープをいただくこの瞬間は、まさに至福のひとときです。
もちろん、使う食材に決まりはありません。例えば、もっと食べ応えが欲しければ、春雨を入れてみてはいかがでしょうか。味付けもアイデア次第です。味をエスニック風にしたければ、カレー粉を一振り入れるのもいいでしょう。味噌を溶かせばお味噌汁になるし、レンジで2〜3分チンした大根やニンジンなどを加えれば、簡単に豚汁やけんちん汁も作れます。あれこれレシピを考えるのも楽しいですよね。
アウトドアシーンに限らず、むしろ私生活で積極的に利用したいフードジャー。今回紹介したレシピで、冷菜が多くなりがちな毎日の昼食に、温かいスープを加えてみてはいかがでしょうか? お弁当を作れば食費代の節約にもなりますし、そこにスープがあるだけでランチタイムがより華やかになりますよ。お手軽スープで身体を暖めて、今年の冬も元気に過ごしましょう。
SIGG
ジェムストーン フードジャー 0.5L ブラック ¥5,400(税抜)
https://www.star-corp.co.jp/sigg-shop/products/detail.php?product_id=101193
山岳ライター吉澤英晃が、アイテムを実際に使ってみてレポートする連載企画。
登山からキャンプギアまで様々なアイテムの使用感や特徴を紹介していきます。(構成・文:吉澤英晃)
【自己紹介】
大学の探検サークルに入部したのことをきっかけに登山を開始。
社会人山岳会に所属し、夏は沢登り、冬は雪稜からバックカントリーまで、一年中山で遊んでいる。
登山用品の営業職を経験した後、現在はフリーライターとして活動中。