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山岳ライターの商品体験レポートProduct Report

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自宅でもアウトドアでも大活躍!吸水速乾性に優れる高機能タオル「マイクロファイバータオル」

暑い夏にこそ楽しみたい海や川のレジャー。濡れた体を拭くために、タオルは欠かせないアイテムですよね。もちろん自宅のタオルを持参するのもありですが、できれば用意する荷物は小さくコンパクトにまとめたいもの。

そんなとき、ギアエイドの「マイクロファイバータオル 」が役立ちます。サイズは大きいのに、折りたたむと小さくなり、吸水力も抜群とくれば、外遊びにもってこい。今回はそんな高機能タオルの紹介です!

こちらがマイクロファイバータオルのパッケージ。巻物のようにくるくると巻かれています。これだけでも十分小さいと感じますが、市販されている家庭用のバスタオルと比べてみるとどうでしょう。

その差は歴然。目測でもバスタオルの1/3くらいしかありません。マイクロファイバータオルのカタログ上の収納サイズは25×15cm。これなら手荷物の中でかさ張ることはなさそうです。

しかし肝心の、広げたときの使用サイズはどうでしょうか。

バサッと広げて床に敷いてみると、なんとバスタオルよりも一回り以上も大きいです。使用サイズは127×86cm。これなら濡れた体を余裕で包み込んで、肌面についた水分を素早く拭き取ることができますね。

もちろんマイクロファイバータオルを選ぶメリットはサイズだけではありません。抜群の吸水力を秘めており、カタログでその威力は自重の5倍もの水分を吸い込むと書かれています。

これはマイクロファイバータオルの重さが165gなので、825gもの水を吸収できる計算です、と言葉で説明しても具体的にイメージできないので、実際に水をこぼしてその吸収力を試してみました。

タオルにぐんぐん水が吸い込まれていき、さらに周囲に拡散していく様子が確認できます。

抜群の吸水力もさることながら水を吸い込むスピードも速い。さらに動画でもわかるように、吸収した水を周囲に広げる拡散性も持ち合わせているので、結果として濡れた生地が空気に触れる面積が広がるため、速乾性にも優れるのです。

抜群の吸水力と拡散性、そして速乾性も備える生地の表面は若干起毛しており、“マイクロファイバー”と呼ばれる極細繊維で作られています。どれほど極細なのか具体的に説明すると、太さは約8マイクロメートル以下。人間の髪の毛と比べると100分の1といわれています。

さらに無数のマイクロファイバーの表面には、たとえるなら早ゆでパスタのように縦方向にいくつも溝が刻まれており、この隙間が毛細管現象を生み出すことで、素早く水を吸い込んでくれる。この特殊な構造が優れた吸水性の秘密です。

濡れたマイクロファイバータオルは、スナップボタンがついたループを使ってどこかに吊るしておくだけで、晴れた日ならあっという間に乾いてしまいます。乾燥時間が早いと雨が続く梅雨の時期にも重宝しますね。

さらに銀イオン系の抗菌コーティングが施されているので、不快な臭いの発生を抑えてくれるのも特徴のひとつです。試しに何度か使用して部屋の中に干しておいたのですが、臭いが気になることはありませんでした。

ちなみに広げた四隅と長辺の真ん中の計6ヶ所にスリットがデザインされています。パッケージでは、ここに細引きなどを取り付けると日差しを避けるサンシェードやタープとして使用できると紹介されていました。

本体には持ち運びに便利なボックス型のメッシュケースも付属します。マイクロファイバータオルを入れてもスペースに余裕があるので、日焼け止めなどを一緒に入れておくと便利ですね。

自宅ではもちろん、海や川のレジャー、旅先などでも大活躍間違いなしの「マイクロファイバータオル」。1枚だけでもこういう高機能タオルがあると、さまざまなシーンで本当に役立ちます。カラーは全部で4色展開。ぜひチェックしてみてください!

※今回記事にしたコバルトカラーは新仕様になります。現在販売中の商品には6箇所のスリットがなく、ケースはフラットになります。在庫がなくなり次第、新仕様の商品を販売する予定です。あらかじめご了承願います。

マイクロファイバータオル(4カラー)
山岳ライター:吉澤英晃

山岳ライター吉澤英晃が、アイテムを実際に使ってみてレポートする連載企画。
登山からキャンプギアまで様々なアイテムの使用感や特徴を紹介していきます。(構成・文:吉澤英晃)

【自己紹介】
大学の探検サークルに入部したのことをきっかけに登山を開始。
社会人山岳会に所属し、夏は沢登り、冬は雪稜からバックカントリーまで、一年中山で遊んでいる。
登山用品の営業職を経験した後、現在はフリーライターとして活動中。

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