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山岳ライターの商品体験レポートProduct Report

トレッキング先で簡単に焚き火を楽しむ!トークス「ソロBPウッドバーニングストーブ」

 

夕方になると涼しくなり、部屋の窓を開けて眠ることが少なくなりました。日に日に秋の訪れを感じますね。日中に出歩くと、枯れ葉が落ちていることに気が付きました。子供の頃、この落ち葉を集めて焚き火を楽しんだ人も多いのではないでしょうか? 今回は、この自然界に落ちている枯れ葉や小枝を燃料に活用する、ロマン溢れるストーブを紹介します。

 

ソロBPウッドバーニングストーブは、コンパクトな手のひらサイズ

 

自然界に落ちている燃料を使用するストーブを、一般的にネイチャーストーブと呼んでいます。トークスの「ソロBP(バックパッキング)ウッドバーニングストーブ ¥7,700+税」もその一種なのですが、落ち葉や小枝の他に、固形燃料も使用できる優れもの。さらに、収納性や軽量であること、燃焼効率の高さなどから、数あるアウトドア用品の中から優秀なアイテムだけに贈られる Industry Awardを2015年にドイツのアウトドアショーで受賞した、プロも認めたネイチャーストーブでもあります。

使用する時の状態

 

左からバケツ上のパーツ、窓が開いたパーツ、ロゴマークが付いている台座(クッカーは付属しません)

 

カタログやネットショップなどでよく見かける筒状の姿は、使用時の形。ソロBPウッドバーニングストーブは3つのパーツに分かれており、収納時はスス汚れを内側にして、綺麗に一つにまとめることが可能です。

 

チタニウムポット POT-750 ベイルハンドルに収まる様子は、まさにシンデレラフィット!

 

収納状態にすると、別売りの「チタニウムポット POT-750 ¥5,300+税」や「チタニウムポット POT-750 ベイルハンドル ¥6,000+税」の内側にぴったり収めることができ、持ち運ぶ時も嵩張りません。

 

燃料となる枯れ枝などを、どんどん投入していきます

 

重量は実測で149g(カタログ表記は151g)と超軽量。チタン製でもあるため、ステンレス製のネイチャ−ストーブよりも軽く、まさにトレッキング向きと言えるでしょう。一般的なガスバーナーと比べると、ガスバーナー本体の重量は100g前後なのですが、ここに燃料となるガスカートリッジの重さが加わることで、総重量は200g以上になってしまいます。ソロBPウッドバーニングストーブは自然界から燃料を調達するので、ガスカートリッジを荷物に含める必要がありません。

 

さっそく組み立ててみると、その手順はとても簡単。側面に四角形に切り取られた窓があるパーツに、底に無数の穴が開いたバケツ状のパーツを挿入し、それらをロゴマークがデザインされた台座に差し込むだけ。後は燃料となる枯れ葉や小枝を投入して、マッチなどで火をつければストーブとして機能します。

 

ものの数秒で、隅々まで燃え広がりました

 

着火すると、あっという間に炎が立ち昇りました。ソロBPウッドバーニングストーブは燃焼効率に優れており、それを実現させているのが、燃焼室の二重構造になります。まず下から吸い上げられた空気によって燃料が燃える一次燃焼が発生。一次燃焼が続くとストーブ本体が温められ、二重構造の内側では空気が高温に熱せられます。この熱い空気が内部に流入することで、今度は燃料から発生した可燃性ガスが燃える二次燃焼が起こります。この二段階の燃焼システムによって、枯れ葉や小枝を灰になるまで無駄なく燃やし尽くすことができるのです。

 

側壁に開けられた窓から燃料を焚べていきます

 

試しに今回は、約1Lのお湯を沸かしてみました。沸騰するまでにかかった所要時間は約20分。少々長いように感じるかもしれませんが、窓のような隙間から燃料を投入できる仕組みになっていて、火力を一定に保つために小枝などを入れていると、時間はアッという間に過ぎてしまいました。

 

焚き火と同様、火の扱いには注意が必要ですが、揺らめく炎は幻想的な時間を約束してくれます。暗闇に煌々と燃える火を眺めながら、お酒をちびちび楽しんでみてはいかがでしょうか? まずは歩き慣れたお気に入りのフィールドにソロBPウッドバーニングストーブを持ち込んで、普段とは一味違う夜を過ごしてみましょう!

 

TOAKS

・ソロBPウッドバーニングストーブ STV-12

https://www.star-corp.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=100587

・チタニウムポット POT-750

https://www.star-corp.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=100589

・チタニウムポット POT-750 ベイルハンドル

https://www.star-corp.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=100998


山岳ライター:吉澤英晃

山岳ライター吉澤英晃が、毎月1つのアイテムを実際に使ってみてレポートする連載企画。
登山からキャンプギアまで様々なアイテムの使用感や特徴を紹介していきます。(構成・文:吉澤英晃)

【自己紹介】
大学の探検サークルに入部したのことをきっかけに登山を開始。
社会人山岳会に所属し、夏は沢登り、冬は雪稜からバックカントリーまで、一年中山で遊んでいる。
登山用品の営業職を経験した後、現在はフリーライターとして活動中。